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膝痛

変形性膝関節症、半月板損傷、オスグット病など膝の痛みを訴える疾患はいろいろあります。

レントゲンでは骨しか見えませんが、軟骨が減っているとか、変形して棘が~とか説明され、鎮痛剤、シップで様子をみたり、ヒアルロン酸の注射をしたりしていると思います。それでも良くならない場合は手術を勧められます。

膝痛は関節軟骨がすり減ったことだけが原因ではありません。膝の周囲の組織が痛みの原因であることのほうが多いのです。当院では痛みを出している組織をみつけ、なぜそこが痛くなるかの原因を考え施術しています。

例えば膝をドアに置き換えて考えるとわかりやすいと思います。ドアの開閉を思い浮かべて下さい。ドアの立て付けが曲がった状態で無理やり開閉をしていると、蝶番に力がかかり繰り返しているうちに壊れてしまいます。蝶番が膝関節だとすると、ヒアルロン酸注射は油をさしているのと同じと考えられます。いくら油をさしても立て付けが曲がっていますから、いずれ壊れてしまいます。最終手段は蝶番の交換です。これが手術です。しかし、立て付けを直さなければ数年で壊れてしまいます。立て付けにあたる部分に施術することによって、関節にかかる負担を減らし、痛みを改善し、変形をこれ以上ひどくしないことができると思います。

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